2013年10月10日木曜日

シルバーカーと歩行車のちがい


シルバーカーは、(財)製品安全協会のSG規格では、主と して自立歩行 が可能な高齢者が、外出の際に、歩行や品物の運搬及び休 息に用いる、 車輪が4輪以上の『歩行補助車』と定義されています。 この定義によれば、シルバーカーには歩行そのものを支え る機能までは 求められていないと解釈すべきですので、体重負荷を充分 に受けとめ、 歩行を安定させるようには設計されていないことを知る必 要があります。
同協会のSG規格では、歩行を支える機能を有する機器と して『歩行車』を 定義しています。 その定義では、「左右のフレームとその連結フレームから なり、フレーム 下端部に車輪が付いた歩行補助機器をいい、使用者がその 間に立って フレームのハンドグリップや肘あて等で体重を支えて移動 するもの」が 『歩行車』とされています。
また、全体的に太目のスチールパイプで作られており、また、体 を支持面の中 に入れることが出来る上、押し手(グリップ)を体の左右前 方でつかめるため、 前後左右の安定性が得られるとされています。

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