2013年10月5日土曜日

介護とポータブルトイレの選び方

ポータブルトイレの選び方をご紹介します。

※やはり、他の福祉用具同様、ご利用者の身体状況 や使用環境によって 優先順位は変化しますので ご注意ください。

機種を選ぶときに考慮する順番は、以下の通りで す。

①素材 木製orプラスチック

木製・・・家具になじみ易い。重量があ り、安定感がある。 プラスチック・・・におい等がつきにく い。軽量で持ち運びやすい。 ↓ ②大きさ 設置場所に合わせた大きさを

設置場所に設置出来る大きさを。 また、同時に内幅も身体に合わせたもの を。

↓ ③付属機能 必要と思われる各機能を考慮

シャワー機能・・・TOTO製でいうと ころのウォシュレット。 洗浄目的の他、 刺激によって排尿・排便を促すことも出来ます。 水タンクが本体 に付属されている。温水がでるものも。 比較的高価にな りやすい。

暖房便座機能・・・便座を温かくする機 能。 学習機能・節電 機能によって、使う時・使う頻度が高い時間だけ 暖房機能をオン にするものも。

脱臭機能 ・・・においを吸い取 り、フィルターを通して脱臭する。 学習機能・節電 機能があるものも。

ソフト便座 ・・・便座表面がプラス チックでなく、緩衝素材を使ったもので出来てい る。 便座に座るとき に勢いがついてしまう方などへ。

ポータブルトイレは一度介護保険を使用して購入 すると、 身体機能の大きな変化や、使用不可能になる故 障・破損などの理由がない限り、 再購入するさいは自費購入になりやすいです。 購入後に、必要な機能を付け忘れてしまわないよ うご注意ください。

また一方で、介護保険を適用しての福祉用具購入 可能額は、年度間10万円です。 高価なポータブルでは10万円を超えるものもあ ります。 機能をつけ過ぎて高価なポータブルトイレを購入 してしまい、 他の福祉用具購入は自費に、、、ということもあ りえます。 ポータブルトイレ以外にも福祉用具購入が必要な 場合はご注意を。

この二点を考えて、必要性と価格のバランスの良 いものを選びましょう。

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